シカゴCMEのリアルタイム


 ファーストリテイリングは11日、8月期の連結経常利益が前年比12.8%増の728億円になるとの見通しを発表しました。 国内では再建企業を中心にM&Aを行ってきましたが、今後は成長性のある良い会社が対象になります。

 複数のブランドを世界中でビジネス展開する企業に脱皮することがグループ経営の最大の課題です。  今後の事業展開について社長は、世界に通用する高収益企業を目指すため、M&A戦略を加速する必要があると強調しています。

 フランスにグローバル旗艦店を出店するなど海外展開の基盤を強化するとしています。 海外ユニクロ事業については、米国のグローバル旗艦店に経営資源を集中し、単店として黒字化を図ります。

 前期に膨張しました経費をコントロールするほか、500坪規模の大型店の出店を加速させるなど事業の再構築を進めます。  8月期の国内ユニクロ事業の既存店売上高は、前期比1%減と引き続き厳しい環境を予想しています。

 
 ムーディーズは、最近の市場の混乱にもかかわらず、大手邦銀の財務ファンダメンタルズは引き続き回復しているとの見解を示しました。 預金が国内の個人・法人貸出需要を上回るという流動性が極めて潤沢な金融環境で、収益とマージンを引き上げます。

 銀行セクターが現在直面する課題について、ムーディーズは言及しています。 リスクを吸収する能力の回復に伴い、信用集中エクスポージャーの信用の質は改善しています。  巨額の企業与信集中にみられるように、メガバンクの事業モデルの主要な特徴は根本的に変わっていません。

 大手邦銀の預金格付けがAaカテゴリーに引き上げられましたのは、1990年代前半以来初めてです。 大手邦銀数行の銀行預金格付けをAa3からAa2に引き上げました。 メガバンクの同格付けの平均は、D+からC─に改善しました。

 収益源の多様化のゆるやかな進展に支えられました財務ファンダメンタルズの改善を反映して、メガバンクの銀行財務力格付けを引き上げました。  貸出ポートフォリオのパフォーマンスの安定化、巨額の投資有価証券ポートフォリオから加わる圧力が限定的なことがプラス要因となりました。

 「邦銀システムアウトルック─大手銀行、成長戦略にとっては厳しい営業環境」と題するレポートで発表しました。



   新規株式公開(IPO)しましたソニーフィナンシャルホールディングス(SFH)とシカゴCMEのリアルタイムチャートに注目したい。 きょうのIPOで調達しました資金のうち、165億円をエイゴンとの合弁会社の資本金として充てる予定です。

 SFHは蘭保険大手のエイゴンと合弁会社を設立し、個人年金保険事業に参入することを発表済みです。 ソニー生命が独自に持つ販売ネットワーク(ライフプランナー)を活用すれば、年金保険のニーズは依然高く成長が見込めます。

 個人年金は銀行での窓口販売も始まり競争が激化していますが、銀行の顧客に対する証券業務の展開を挙げました。  これに関連し社長は、生保事業における医療介護分野の強化や個人年金保険業務の強化に注力します。CME日経平均先物とNYダウ株価のリアルタイムチャートへの注目度も高まっています。



   SFHは経常利益の約9割を生保で稼いでいるため、さらなる成長には収益源の多様化が必要との指摘があります。 SFHの主幹事は野村証券とJPモルガン証券です。 ユー・エス・ジェイ(約311億円)、野村不動産レジデンシャル投資法人(約304億円)などが今年最大級の案件でした。

 IPO市場をめぐっては、新規上場の引き受け審査基準厳格化などの影響や新興市場の低迷などで目立った案件に乏しい状況です。  きょうのIPOによる市場からの吸収金額は約3500億円で、11月のあおぞら銀行(調達額約3800億円)以来の大型案件となりました。

 社長はきょうの株価が公開価格を上回り「ホッとしているのが正直なところ」とコメントしました。 他の上場保険会社と比較すると、SFHの時価総額はT&Dホールディングスの約半分、業界最大のミレアホールディングスの約4分の1となります。シカゴCMEのリアルタイムチャートはこちらです。

 株式投資CME日経平均
 これにより、11日時点のSFHの時価総額は9026億円となりました。 上場初日の株価終値は公開価格の40万円を上回る41万5000円でした。  SFHは、生命保険、損害保険、銀行を手掛けるソニーの金融子会社で、M&Aを行う際は「企業文化へのインパクトに配慮しつつ考えたい」と語りました。

 SFH傘下の生保、損保、銀行とも強い企業文化のある会社と指摘しました。 「M&Aは考えていませんわけではありません。いつも成長の過程で考えています」と述べました。 11日の会見で、今後の成長のために企業の合併買収(M&A)も排除しないという考えを示しました。




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